「かぼちゃのシフォンケーキ」を焼く際のポイントとか、色々。
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あっという間に「秋」ですね。
カボチャのシフォンケーキです。
使ったカボチャはこれ、ホクホク甘い「くり将軍」という名前のカボチャ。
近所に住むおばあちゃん(と言っては失礼ね、85歳の女性)大塚さんにいただいたカボチャです。
このカボチャ、1個の半分ですがこの後、何度も登場しますのでお見知りおきを♪
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カボチャって、
皮が硬くて、実も締まっていて、種も硬くて
ほんとうに切るのに難儀しますよね、差し込んだ包丁が抜けなくなって困ったこと、わたし1度や2度じゃないです。
カットするの本当に大変。
打開策として、
わたしは、皮ごと圧力鍋に少しの水を入れて蒸します。
柔らかく蒸しあがってから
皮をはずして、種を取って実の部分をカットしたり、つぶしたりして場合によっては冷凍したりして保存しておきます。
クッキーやタルトやチーズケーキに使って
最後に残った蒸してつぶし済みの90gのカボチャで作ったシフォンケーキです。
シフォンケーキは、卵白と卵黄の別立てで作りますが、
卵黄とグラニュー糖を立てたところにマッシュしたカボチャを入れてさらに泡立てる、という順番です。
次に牛乳、次にサラダ油。
ここに粉を混ぜる。
別のボールでは卵白を。
卵白は半冷凍にした状態からの泡立てで、ツヤッツヤのメレンゲを作ります。
卵黄と粉が混ざったボールに、卵白を混ぜ込んでいく。
そうして焼く。
オーブンに入れちゃったらもう、あとは時々のぞきながら焦げないように気を付ける、
ここらで洗い物はやってしまえ!
どんどん洗って、ボールや泡だて器などプラスチックやゴムじゃない道具たちは
洗ったらオーブンの上に乗っけておくとどんどん乾く。
このオーブンの排熱利用しない手はありません。
ついでに布巾もどんどん洗ってどんどん乾かしてしまいましょう。
焼けたら
シフォンケーキは
シフォンケーキ型の穴をビンに通して
逆さにして冷まします。
逆さにした時に、ケーキが型から外れて、それも全部じゃなくて一部だけ
型からケーキが落ちてこないことを確かめつつ、
ゆっくりと真逆さまにするのもご注意いただきたいポイントです。
ここまで来て、そんな事態になったら悲しいですよね、
そんな悲しい失敗も、わたしは何度か経験済みですよ。だからひっくり返すときは
ゆっくり、だいじょうぶ?って確かめながら逆さにします。
もし、型からケーキだけが落っこちそうなら、
ビンにかぶせるのは止めて、
いつものスポンジケーキのように網のケーキクーラーの上に逆さにしましょう。
そうしてそのまま冷まします。
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さて、と冷めたたら
ケーキを型から出しますが、
パレットナイフを使わずに手押しがお勧めです。
もちろんパレットナイフを型の側面に沿わせて
ぐるーり、とやって外すのでもいいんですが、
わたしは意外とこの外し方で失敗します。
パレットナイフを回しながらついつい角度がついちゃって、
ケーキをえぐってしまうんですね。
それもまた悲しいです。
ですので、
ケーキを型から出すとき、わたしは、
ケーキを型の中で底に向かって押してまず外側をはがし、
次に中心部分も押しこんではがし、
はがれた感触を得たら、型の側面と底をはずします。
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底を外すときは、側面を内側に向かって押しつけてはがします。
ケーキが潰れるって、心配かもしれないけれど、
上手に焼けていれば潰れたケーキもちゃんとぼよ〜〜〜んって
元に戻ります。
それが、上手く焼けたかへったぴぃに焼けたかの見極めになるかもしれませんね。
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シフォンケーキは焼けたら、焼きっぱなしにされるかと思いますが、
わたしは、
いつものスポンジケーキと同様に、上、下、側面、穴の側面にも
シロップを打っておきます。
そしてラップして一晩、寝てもらう。
粉物は、寝かす、ってダイジですよ、ほんと。
というわけで、食べるのは翌日以降。
ほおら、いい感じでしょ?
薄〜くカットしてもちゃんと倒れないで立っている
エライ偉い!
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カボチャの黄色が秋色です。
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ホイップクリームは敢えてお砂糖抜き。
お砂糖を入れずに泡立てた生クリームです。
だってケーキ甘いし、小豆も甘く煮てあるから、かえって無糖の方が甘みを感じるんですよ。
これってあれと同じです。
コーヒーゼリーにかける生クリーム。ヘタに甘くしたクリームじゃダメなんですよ、
無糖じゃないと。
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それと、ミントの葉っぱ。
無くてもいいけど、あればサイコー。
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秋の、カフェタイムに
おしゃべりはつきない、
かぼちゃのシフォンケーキ、
語りつくせないポイントや色々、を
久々のブログにつらつら綴りました。
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