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「三笠市-旧奔別炭鉱立抗」

観光ガイドブックには載らない北海道1「三笠市-旧奔別炭鉱立抗」

旧 住友奔別炭鉱立抗櫓(すみとも ぽんべつたんこう たてこうやぐら)


櫓の高さ:50.52m
昇降機:登場人数64名

奔別炭鉱は明治13年に炭山として発見され、
昭和3年に住友炭鉱株式会社の経営となった。

昭和35年、深部開発を図るためこの立抗を建設。
規模、設備とも当時では東洋一といわれた。
ひとつの立抗で人間、石炭、資材を平行して昇降させるこのシステムは国内初の試みだった。

昭和46年、合理化により住友から切り離される。
新会社発足の直後ひと月あまりで閉山になってしまう。
69年の歴史に幕を閉じた。

閉山が決まり、坑口の密閉作業を終えたばかりの立抗でガス爆発が起きる。
死傷者を出す事故となった。




当時を物語る、そのまんまの遺構。
現在は、持ち主となる会社所有のため、敷地内には入れません。

外側からこうやってカメラを構える。(それもまた、楽し)





北海道を語る上で、炭鉱は避けて通れない。
にもかかわらず、

もうずーーっと昔の出来事のように、

暗いイメージを「キレイに」塗り替えようとした。


ある時期には、
町の活性化のため、旧炭鉱都市はバタバタと、
テーマパークを作りだした。

だけど、

テーマパークはほとんど破産してつぶれ、

人も去り、

「市」という自治体が経営破たんし、今もなお、もがいている。



もがいている。



北海道というところは、そういうところだ。


でも、わたし、

北海道DNAがそうさせるのか、
人とちょっと違う美意識をもってるのか、

わからないけど、


この立抗櫓のある風景を、美しいと思うの。

意外と、ん?意外と?
結構・・・かなり、好き。


「炭鉱の立抗が好きで、回ってるの」って言うと
「意外〜〜〜〜」って、言われるけど。



去年、いくつか回った炭鉱とその町と、
そして今年も、炭鉱のある町を訪ねて、

なかなかガイドブックにはならない(そうよね、スポンサーつかないものねぇ)
北海道を、わたしなりに書いていきたいと思います。


ラベンダー見て、動物園に行って、カニ食べて
時計台みてラーメン食べて、すすきのでオネエチャンと遊んで、
キャラメル買って帰る、

そういうパターンじゃない北海道も知って、見に来てほしいなって
思います。



JUGEMテーマ:北海道な日々


コットンチューリップ:小林純子 * 北海道炭鉱遺産の町 * 16:51 * comments(2) * trackbacks(0) * pookmark

コメント

初めましてタピオカ鈴木といいます。炭鉱遺跡巡りしながら温泉巡りとか好きであります。夢は坑口からどばどばあふれ流れる鉱泉を眺めながら入浴できる小さな温泉施設を造ることであります。夜は立坑をライトアップ!!
コットンさんの文章素敵ですね。頑張ってください!
今日も安全労働ガンバロー!みたいな。
Comment by タピオカ鈴木 @ 2011/02/04 12:43 PM
タピオカ鈴木さん、こんにちは。

温泉施設を造るの?すごいね〜
そんな温泉があったら絶対行くよ。
実現してね。
Comment by cottotulip @ 2011/02/05 3:16 PM
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